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2013年12月

2013年12月27日 (金)

ダラバー部・戦果報告 第5回 by BPN

今年も残すところ、100時間を切りそうである。
ラストスパートはこれからだ。
今年の総括、来年の抱負、
思い浮かぶところは多々あるだろうが、
2014年も遊べるように、
攻略を継続していきたい。

さて。
今年最後の更新を担当するのは、
攻略エリア数が実に5000を超えるBPN氏の「クロニクル談義・完結編」である。
今回も気合の入った文章が届いた。
読む際は、こちらも相応に気合が必要そうだ。


※※※※※


【クロニクル廃人ですが何か? ‐第3部・クロニクルのこれから‐】

どうも皆様ご機嫌いかがでしょうか。マグン星系の里漁師こと“BPN”です。
BPNとは以前から使ってたスコアネームでHNのスィゲと呼んでいただいても結構です。

それでは予告通りミカドバラバー部ブログへの寄稿文第3弾としてクロニクル100%達成とその後について、
自分の実践内容を含めながら考察してみたいと思います。
前回は「長い」とのご指摘を頂戴したのでもう少し文を端折りたいと思いますが…。
これまで全国でおよそ100台の筐体がクロニクルモード100%達成を果たしましたが、
その多くは残念ながらその後プレイヤーが離散し過疎化が進行している印象を受けます。
特に発売元直営のゲーセンと、
なんだかボウリングピンがトレードマークの某アミューズメントチェーンは、
申し合わせたように多くのダラバー筐体を撤去させてしまいました。
自分も解放を手伝った筐体も100%達成後間もなくしてそそくさと撤去されてしまった所もあり、
なんだかやるせない気分になりました。
クロニクル100%達成したからといってその筐体は決して「もう終わり」ではありません!
考えを変えてみて下さい。
100%達成したということは「その先全3097全てのエリアをいつでも選択して遊ぶことができる」のです!!
クロニクルエリアはクリアしたら終わりではありません。
クロニクル解放とはつまりその筐体で遊べるエリアを広げていく事に他ならないのです。
オリジナル(EX含む)ではスタート時3+3ゾーンしか選択できませんが、
クロニクルを攻略すれば最大3097個も遊べるエリアが大増量するのです。
せっかく苦労して解放してきた3097ものエリア。
100%達成後もホームの筐体を存分に可愛がってあげましょう。


・その1、“スコア修正”
繰り返しになりますが、クロニクル解放は条件を満たしてクリアさえすれば達成となります。
解放を繰り返していればそれなりのゲームスキルは自然と身に付いていきます。
中には自分のスキルでそこそこ立ち回れる筈のエリアが、
「1~2機墜ちた…orz」とか「ボスをカウンターキルできなかったぜ畜生め!!」というのはよくある事です。
それならばそのエリアに再挑戦してみましょう。
一度解放したエリアはその後何度でも遊べるので、
しくじった点の反省を踏まえて挑めば少なからず初回クリア時よりはいい結果が得られるでしょう。
但しクロニクルエリアはオリジナルモードと違ってスコアは筐体の順位制ではなく、
1stクリア後はハイスコアを更新しないとネームエントリーができません!
ここがクロニクルモードのシビアなところであり、また熱いところでもあります。


その2、“初回クリア時と違う機体を使ってみよう”
クロニクルは2機体づつしか選べないため、
解放を続ける以上あらゆる機体の扱いに慣れていかなくてはなりません。
自分もクロニクル進軍で鍛えられたお陰で全くダメだったネクストが違和感なく扱えるようになりました。
初回クリアはバースト機で安全にクリアしたなら、
次は非バースト機が用意されているならそちらを使えばはっきり言って完全に別ゲーになります。
非バースト機(もしくはその逆も然り)が苦手なら構成が短くて易しめのエリアを選んで練習するといいでしょう。
一例を挙げればオリジン捕鯨道場ならヤブシ星系バシマンテがおススメ。


その3、“末尾9、8、1潰し”
メデテェシな事に100%達成、或いはある程度攻略率が高まって余裕が出てきた頃に是非挑戦したいのがこれ。
スコアの末尾数は“9”ならコンティニュー(2クレジット以上)、
“8”なら残機無限、“1”なら乱入または多人数となるとそれぞれ付与されます。
スコアの末尾は多人数限定エリア以外ではできれば“0”でクリアしたいところです。
ワンクレ以外でのソロプレイであれば大体末尾は9である事が多いと思います。
コンティニューしたということはそれなりに厄介なエリアだったりすると思うので、
もう一度構成や使える機体、装備などを再確認し心して挑みましょう。
ノーミス限定エリアの場合、
救済手段としてラスボス撃破直前で一機乱入させ辛くも解放を達成させるという方法があります。
ノーミス限定エリアはある程度上達した時の腕試しとしてはもってこいのルールなので、
頑張って挑戦してみましょう。
末尾8のエリアはみんなでワイワイと残機無限パーティープレイをしたエリアか、
多人数限定アーム0設定のエリアでよく発生します。
特にチハイやルシャワワといった超絶難関エリアは解放会などの時に、
残機無限4人で攻め入って解放している漁場も多いようです。
桁違いの難しさにの前にただ絶望感に打ちひしがれるところでしょうが、
せっかくなら誰か一人でもワンクレクリアに立ち上がってみては?
え?アーム0多限エリア?…1回クリアしたら放置でいいと思いますw
ソロエリアであれば難しければ難しいほど、
ノーコンテやノーミスでのクリアはプレイヤーを絶頂のカタルシスに導いてくれます。
是非リベンジでスキルアップと快感を!


その4、“超絶スコアアタック”
スコア修正を繰り返してきた中から気に入ったエリアがあったら、
とことん攻めてスコアランキングの上位を目指してみましょう。
スコアアップのコツはその選んだエリアを繰り返し集中してプレイする事。
ステージ構成や敵の配置、ボスの耐久力等をとことん学習し立ち回りを完成させていきます。
それらがすべて整った時に最高の結果が得られるでしょう。
(……と言ってもそれがなかなかどうして難しいんですが)
また、クロニクルのハイスコアは全国のオンライン筐体全てで順位が集計され、
公式HPで確認する事ができます。
すると何気に再挑戦したエリアの自分の順位が意外なほど高い位置に居たりする事があります。
公式ランキング全体でのTOP10入りを果たせば上々です。
そこで「あれ?ちょっとしくじった場面もあったけど銅メダル取れたぞ…?」となった貴方!!
金勲章が貴方の元に降臨するかもしれませんよ!


その5、“ネタプレイ研究”
ハイスコアとは逆にいかに少ない得点でクリアできるかという遊び方もありです。
構成によっては0点クリアできるエリアもあります。
あとはバースト機でのバースト封印プレイ、その逆も然り。
自分のおススメは一人の時はまず誰も座らないであろう4Pコントローラーでのソロプレイ。
はっきり言って辛いです。
いつもと違う刺激をお求めの方に是非。


その6、“遠征、ホーム移動で更に初回クリア数を伸ばす”
自分のホームで100%達成したけどまだ物足りない!!
そんな貴方は他店への遠征解放、
または自宅から無理なく足を運べる場所への“ホーム鞍替え”をしてみましょう。
鞍替えは自分もしました。
最初のホームは自宅から車で片道30~40分程掛かっていましたが、
そこを100%にした直後に自宅近所に攻略率0%のダラバー筐体がやってきました。
現在はこの筐体にもタイトル画面で鯨が泳いでます。
前回に述べた「探求心」があれば初回解放の数字は幾らでも伸ばす事ができます。


その7、“オリジナルへ”
もちろんオリジナル(EX含む)への転向もアリです。
引き続きクロニクル命でもオリジナルにしかないステージ構成、
組曲光導やワースピ、カタボリズムなどオリジナルでしか聴けない曲もあるので改めてチャレンジしてみるのもいいですね。
クロニクル解放がすべて完了すればプレイヤー一番人気の裏捕鯨にも思う存分入れ込む事ができるでしょう。


その8、“筐体撤去断固阻止!!”
当然ながらゲームに限らず古いものは新しい物へと入れ替わっていきます。
ダラバーも間もなく稼動開始から3年を迎えます。
特にメーカー直営店は残酷なまでに容赦なく市場の動向に合わせて新旧交代を進めていきます。
ましてやダラバーは専用大型筐体のため事実上潰しが利きません。
そして事実多くのダラバー筐体がゲーセンから姿を消しています。
しかし、その一方で多くの筐体も残っています。
もし近所のゲーセンにダラバー筐体があるならばできる限りこまめに足を運び、
たとえ1プレイでもいいのでオペレーター側に存在をアピールさせましょう!
ゲーセンのゲームは新作登場によって新陳代謝を繰り返す一方で、
列車の廃止などとは異なりハードとソフトが残っていれば生き永らえる事ができるのです。
その証拠に場所は相当限られますが2013年の現在でも1986年製の初代ダライアスを遊ぶ事ができます。
ダラバーの場合はオンラインという制約があるので昔のゲームのように
「基盤と筐体さえ残っていれば」という訳にはなかなかいかない面もあるかもしれません。
それでもサポートが続いてる限り、
プレイし続けて運営側にもオペレーター側にもダラバーが「生きている」事を知っててもらう事が大切です。
ダラバーに限らず好きなゲームを存続させる為のエネルギー源は「コイン投入」です。
ダラバーが好きならその愛で撤去を阻止しましょう!

という訳でやっぱり長くなってしまったようです…。
ミカドダラバー部のブログページを3度に渡り占領してしまい恐縮でございました。
またダラバーの事で言いたいことが思い浮かんだら寄稿させて頂きたいと思います。


※※※※※


いかがだっただろうか。
見えている意外にも遊び方はあり、
初めは見えない自分だけの遊び方に手を出し始めた時、
それを「やり込み」と呼ぶ……のが伝統だったわけだが、
ダラバーは幸いな事にそう言う遊び方がたくさんある。
ゲームルールにとらわれない遊び方を、
プレイヤー諸氏も是非見つけてみてはどうだろうか。
ダラバー部も、2014年はちょっと新しい事をしようと思っている。

と、言うわけで。
2013年のダラバー部の基本的なブログ更新は、
本記事を持って終了である。
週一回ペースを基準に
(途中部長のスケジュールの関係で不定期になっているが……)
一応やり切れた。
当然ながら、これは筆者たる部長の独力ではなく、
寄稿や対談に付き合ってくれた部員達のおかげでもある。
「部活動」と銘打つからには、と思って始めた連載記事だったが、
始めて良かったし、続けて良かったし、
これからも続けていきたいと思う。
来年も、ミカドダラバー部をよろしくお願いします。


それでは、よいお年を。
大晦日、高田馬場ゲーセンミカドでお待ちしております。

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2013年12月20日 (金)

ベクホイ星系70ヶ所 第3夜 by Nishino Tatami

クリスマスまで、秒読みである。
なんだかんだ、このお祭りムードは一年に一度しかない。
悔いの残らないように攻略していこう。

さて。
今回は予告通り、今年最後の「ベクホイ星系70ヶ所」をお送りする。
どうやらNishino氏は、左の「支線」に向かう事にしたようだ。
良く言えば飽きない、悪く言えば地雷だらけのこの星系、
「支線」ですらも最初から牙を剥くのである。


※※※※※


ベクホイ星系70ヶ所 第3夜

54番 マスリプ 誌上リプレイ


・前回までのあらすじ

「38番 ルティアン」に仕掛けられた罠にまんまと引掛り、
敢え無く路上で一夜を過ごすこととなった我々シルバーホーク隊。
前日の疲労も残ったまま我々は「52番 アンフンサ」、
そして「61番 スコテコ」へ続く「支線」へと突入する。
ところが支線に入った直後、
我々はとんでもない足止めを喰らうことになるのだった……!

――――

という訳でこんばんは、Nishino略してNissaです。
「ベクホイ星系70ヶ所」の第3夜をお送りしたいと思います。

ベクホイ星系のマップは他に類を見ない「一本道」の構成となっており、
その形から「荒ぶるベクホイ星系のポーズ」「わりとべくほいせいけい」などの異名を持っています。
今回の舞台となる「54番 マスリプ」は「22番 チハイ」に向かう「本線」から外れた東側の「支線」の入り口、
「ポーズ」でいえば「左肩」部分に相当するエリアです。
セカンドでG.T.B.と戦う「52番 アンフンサ」、
そしてアサルトでサベージルーラーと戦う「61番 スコテコ」と見どころの多いこの「支線」ですが、
今回選んだこのマスリプではどんな戦いが待ち受けているのか、
いつも通りリプレイ形式で紹介していきましょう。


・どんなエリアか
スタート地点「19番 バキュー」から北東方向に進んで最初の分岐点にある「36番 ピエールサン」。
今回の舞台であるマスリプは、そのピエールサンのすぐ北東隣に位置しています。

ルールは全アイテム解放で難易度7(10段階評価で)、ゾーンアイコンは5つ。
そして機体は
アサルト(ミサイル2/シングル2/アーム3)と
フォーミュラ(ミサイル4/ツイン4/アーム3)
となっています。

初期アームがある分序盤のやりくりや終盤の消耗戦は楽といえば楽なのですが、
出来れば被弾を避けて多くのアームを持ってボスに挑みたいところです。


1. 洞窟(下スクロール、ワ・ガセハ盛り)
低レベルエリアでもおなじみ、
画面下から突然飛んで来る大型ミサイルが厄介な下スクロール面からスタートです。
装備固定ルールで見ることの多いこの道中を、
全アイテム解放ルールでプレイするのは結構新鮮です。

短い道中なので楽といえば楽なのですが、
逆にいえば得られるアイテムも少ないということ。
そしてこれがこの後の伏線となって来るのです。


2. ボス:ダークフレア
最初のボスは「先行量産型ダークフレイム」ことダークフレア。
オリジナルEXのQゾーンボスとして有名ですが、
クロニクルでは非常に珍しい存在です。

ダークフレイムに比べると耐久値が大幅に下げられているので、
最初のバーストをカウンターしたところでパーツはほぼ全て壊れ、
その気になればカウンターで撃破も決められることでしょう。
特にアサルトの場合はカウンタースパークフィニッシュでスコア倍率が最大112倍となるので、
腕に自信のある人は是非決めたいところです。


3. 洞窟(上スクロール、戦艦盛り)
ここも低レベルエリアでもおなじみ、
ひたすら上スクロールする中、
大量の中型戦艦と戦う構成です。
戦艦地帯は砲台からの攻撃方向が決まっていて死角が広いため、
位置取りを工夫することが無駄な被弾を避ける上で重要です。

気をつけたいのはアイテムの数が非常に少ない点。
特にアームは1個しか出ないので、
序盤でアームを削られすぎていると、
非常にプレッシャーが大きいです。

そしてこのゾーンをクリアした後、
思わず唸ってしまう人が多いのではないでしょうか。


4. C道中亜種(ヘビーマフラー×2)
シアロ星系ガルボやベナイン星系アリサロなどの「黒鯨ハッピーセット」では、
最初の道中としてお馴染みという人も多いかと思います。
開幕レッドランタンが出たと思ったら前後から魚群が飛び出し、
更に隕石の合間を縫ってヘビーマフラー2体が飛び込んでくるという、
短いながらも濃密な道中となっています。

そしてここまで3つ道中があった訳ですが、
どれも短くてアイテムも少ないものばかり。
アームは最初に持っているものと合わせて高々11枚しか持てず、
赤も全部で5個しか出ないのでフォーミュラでもレーザー4、
アサルトだとレーザー2までしか上がりません。
フォーミュラはレーザーが割りと正解なので良いとして、
アサルトだとレーザー2の見た目の余りの貧相さ(細い、短い、単装と三拍子揃っている)に、
「ミサイル止めしとけばよかった…」と後悔したくなるレベルです。
こんな中途半端な装備で最後何と戦うかというと……、


5. ボス:ドレッドフルウィップ
そうです、EXの花型ボスである「赤イカ」ことドレッドフルウィップと、
真剣勝負を挑むことになるのです。
攻撃そのものは背後や外側に回りこんで対処できるものが少なくなく、
その意味では楽といえば楽なのですが、
装備の微妙さと自身の耐久力の高さが相まって、
長期戦はまず避けられません。
ここまでのアームの少なさもあって、
「気づいたら1ミスしていた」「気づいたら全滅していた」といった事故も起こることでしょう。

そして忘れてはいけないのが赤イカ名物バースト砲連射モード。
クリアするだけなら裏側に回りこんでしまえば比較的楽なのですが、
稼ぐならば正面からバースト砲を受けなければなりません。
バースト砲が壊れてカウンター不能の紫レーザーに切り替わるまでの間に、
どれだけカウンターを決めてパーツを壊しつつ撃破まで持ち込めるか、
腕の見せどころです。
特にアサルトはカウンタースパーク一発でパーツの大量破壊が可能なので、
全パーツ、そして本体を112倍で取ることを目指してみるのも良いかも知れません。


・ミサイル止めかレーザーか
既にお話した通り、アサルトを選んだ場合は対空装備がレーザー2までしか上がりません。
レーザー4の判定の広さに比べ、
単発な上に威力もぱっとしないと非常に心細いです。
それなら密着連射の威力が期待できるミサイル4で止めた方が良いのでは、
と思う人も多いかも知れません。

ただレーザーだと大量に飛んでくるレーザー弾を消しつつゲージを貯められるメリットもあります。
その分スパークを多く撃っていけるので、
それでダメージを稼ぐ戦法が有効です。

勿論ミサイル4にも遠隔爆撃や「観覧車」攻撃で飛んでくるミサイル弾を消せるというメリットがあり、
実際やってみると一長一短という感じです。
どちらがやりやすいか色々試してみると良いでしょう。


・まとめ
そんな訳で今回は「アサルトが選べて難易度もそこそこ」をテーマに、
エリアを紹介してきました。
クリアするだけならばレーザー4の威力に優れるフォーミュラが楽なのですが、
「黒イカ」ことブレイズウィップや鯨などの「非バースト機殺し」は飛んでこない分、
プレイの爽快さではスパークバースト連打が楽しめるアサルトに分があります。
あとはアームの少なさと装備の微妙さをいかに乗り切るかという感じです。

尚、これと同じ編成でアサルトが選べるエリアとしては、
シアロ星系ダスラクノルがあります。
こちらは装備固定でショットがレーザー4となっており、
より爽快なプレイが楽しめます。
予めそちらで練習してからここに挑むというのも1つの手です。

ともあれEX新機体アサルトとEX看板ボスの1つドレッドフルウィップとの対決が見られる、
なかなか貴重なエリアです。
スパーク連打で大量破壊を堪能してもらえればと思います。


・次回予告
「52番 アンフンサ」、そして「61番 スコテコ」を辛くも攻略し、
再び「本線」に戻った我々シルバーホーク隊。
機内では「48番 ナバハ」で丁度開催中の「オリジン祭り」の話で盛り上がるが、
そこへ向かう「西支線」に差し掛かろうとした時、
我々はとんでもない事態に遭遇するのだった……!

次回第4夜、宇宙のどこかで、どうでしょう。


※※※※※


いかがだっただろうか。
ベクホイ星系はどこを選ぼうが一本道故に、
「回り道をして楽な方を選ぶ」と言うやり方が通用しない。
真っ向勝負のバーゲンセール、
是非一度挑戦してみてはどうだろうか。
ちなみに筆者はこのエリア、
初見の際はアサルトを選んで赤アイテムを一個取り逃がし、
それはもう阿鼻叫喚な事態に陥ってしまった。

次回は今年最後の更新である。
トリを飾るのは、BPN氏の三部作・完結編。
乞うご期待。


それでは、また次回。

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2013年12月13日 (金)

ダラバー部・漁師会談 第5回 by森羅 a.k.a. R.A.I.N.

寒い。
第一声でそう言ってしまうくらい、寒い。
「寒くなってくれた」と安堵する一方で、
「ここまでとは聞いていない」とぼやいてしまうのもまた事実。
普段からパターン攻略が云々と語る身が、
生活に対策が足りないのでは片手落ちも良いところ。
年末年始は逃がしたくない催し物も多い。
自身の人生の攻略をおろそかにせず、
健康に突破したいものである。

さて。
今回は今年最後となる「漁師会談」である。
今回の相手は、今のミカドのクロニクルの立役者でもある
新鋭・「TAK.....」氏(以下『TAK』と短縮する)。
ミカドでクロニクルを始めてから丁度二年になる彼と、
Unlock B二周年にかこつけて対談の場を設けてみた。


※※※※※


R.A.I.N.(以下『R』):と言うわけで。
TAK(以下『T』):はい。
R:今回は超ざっくり行きます。お題も三つだけ。
T:おおっ(笑)
R:余白が九割。メモ欄だ(笑)

――今、どーよ?
R:自分でもざっくり過ぎてアレかなとは思うけど。
T:(笑)
R:一応、ダラバーの話ね。
T:正直言うと、若干飽きてる。
R:ざっくり行くなぁ(笑)
T:一人でやるのはもう良いかな、と。二年も保ったし。
R:二年「も」、ね。この辺りは価値観の違いだよねー……
T:価値観?
R:いやほら、俺目標にしている人達が軒並み三十年選手じゃん?
T:あー、はい。
R:だからどうしても、十年はやりたいなって思っちゃうのよ。
T:分かります。
R:世代とか、時代の差かなー。
T:あ、でも多人数はまだまだ。
R:三年経っているけど、まだ全然だもんね。

――今まで、どーだったよ?
R:君がミカドに来て二年なのさ。ちょうど今頃で。
T:そんな経ってたんだ。
R:うん。で、どう?何か変わった?
T:少なくとも、筐体で眠くなる事はなくなったね。
R:これまたざっくり行ったー!(笑)
T:以前参加していた店舗の解放会が……
R:めんどかった?
T:手順が。「俺いなくても良いじゃん」ってくらい。
R:それがミカドに来て変わったと。
T:「さっさと触らせろ」って思う事もなくなった。
R:プレイ代は誰が出すかとか、律義にやり出したらめんどいもんな。

――これから、どーするよ?
R:あと三年で、三十周年なんだよ。ダライアス。
T:最近よく言ってるアレ。
R:そう言う事。どーやってあと三年遊ぼうかね?
T:なんだかんだ、スコアタは諦めないと思う。
R:それでもやるか、やっぱり。
T:でも、一人はもういい。
R:なるほど、競う相手が欲しいとか?
T:競わなくていい。人と試行錯誤したい。
R:一人で詰めるのって、辛いっちゃ辛いからなぁ。
T:延々ルシャワワとか、今考えると空しい。
R:張り合いが無いしな。相手は選びたいけど。
T:(笑)
R:二年前の今頃、「G.T.Vがいねぇ」って二人して騒いでいた(※)じゃん?
T:あったねぇ。
R:アレだってそこに二人以上いたから出来た話だよな。
T:一人だったら5エリアくらいで音を上げていたと思う。
R:「人と」って事は、多人数プレイの方はどうよ?
T:やってみてもいいとは思っている。
R:良いね。今の部員で適当にチーム組んでも楽しく遊べそう。
T:適当なんだ。
R:皆上手いから(笑)
T:(笑)


<注釈>
※……Unlock Bが始動してあまり間もない頃、
    未解放エリアからG.T.Vが全滅した時期があったのである。
    未発見エリアを探してはしらみつぶしに捕鯨を繰り返していた結果と言える。
    まさに「乱獲」だ。


※※※※※


なんだかんだ、この二年一緒にクロニクルを遊んできた相手と、
こうして対談出来るのは嬉しかった。
今後とも、よろしくお願いします。

今年も残すところ(何もなければ)後二回となった、
ミカドダラバー部ブログの更新。
ラスト前となる来週は、
「ベクホイ星系70ヶ所」の続報である。
今年はどこで「ヤツらと年を越す」事に決めたのか、
Nishino氏の旅の行方は?
乞うご期待。


それでは、また来週。

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2013年12月 6日 (金)

ダラバー部・DBAC四方山 第5回 by森羅 a.k.a. R.A.I.N.

ついに2013年も30日を切ってしまった。
年末の過ごし方、来年の抱負、
はたまた元旦までの「激戦」をいかに乗り切るか、
思い思いの年末、
最後まで頑張って攻略していこう。

さて。
今回は予告通り、ちょっと攻略の本筋を外れて、
「クロニクルのエリア配置」について大雑把に語ってしまおうと思う。
なお、攻略コラムと言うには内容がマニアックなので、
「四方山話」のカテゴリに加える事にした。
先に断っておくが、詳しいデータや検証については、
ここに書くにはあまりに多すぎるので、今度の機会にさせていただく。


※※※※※


・それは四月の晦の事
Twitterでその知らせを目にしたのは、五月になろうかと言うある日だった。

「0%に戻ったから、部員は頑張ってくれ」

流石にびっくりはしたが、同時に願っても無い話だった。
確かにクロニクルは、解放を終えてからも何度でも遊ぶ事が出来るから、
100%だろうと遊べる量自体に代わりは無い。
……のだが、それはそれとして、これだけノウハウが蓄積されているし、
「せっかくだから、知識がある状態で0%からの解放をやってみたい」
と言う気持ちが強かったからである。

こうして、予期せぬタイミングで始まった「強くてニューゲーム」。
初めからエリアの構造が分かっている状態で解放を進めて行くと、
いろいろ面白い事が分かってきた。


・案外、最初は優しい……?
言うまでもないかも知れないが、難易度の事ではない。
予期しない道中やボスが次々に出て来る事を考えたら、
クロニクル自体はとても初心者向けとは言い難い。
ここでの「優しい」とは、レベル2星系までは、

「難敵」とされる亜種ボスが、拠点をまっすぐに目指す限りあまり出て来ない

と言う事である。
拠点に鎮座するボスは大抵鯨だし、
強敵DUAL SPINも、拠点の鯨の前座として出て来る事が殆ど。
むしろ、100%を目指してわき道にそれ出した辺りから大増殖を始める感じである。
それを踏まえて星系のエリア配置を見て行くと、
多人数限定エリアが拠点までの直進ルートを塞いでしまう星系も多いが、
ある意味「一人で無理するな」と言うチェックポイントのようにも見えてくる。
確かに、これから星系が爆発的に増え、
最終的に数千にまでエリア数が到達する事を考えると、
一人で無理をするのは得策ではない。
迂遠で分かりにくいが、ある種の気遣いだったのかも知れない。
(結果的に、それが枷となってしまった店舗も少なくない事は付記しなければいけないが……)


・地雷は最初から見えている。
そんな中、難敵が登場するエリアもない事は無い。
……が、序盤ではそう言うボスが登場するエリアは大抵、

最初からそのボスの登場が分かっている場合が多い。

だからこそ、
難易度「簡単」のエリアで突然登場するPHANTOM CASTLEに面喰らったりするが、
それはゲームならではの御愛嬌だろう。
いざやられるとたまったものではないが、
慣れてくるとそれはそれで面白く感じられるようになる。
逆に、それで躓くとかなり悔しい結果になってしまうが……
そこはプレイヤーの根性の見せ所、なのだろうか。


・「ここからは、良いよね?」
逆に、そこを突破してレベル3星系に到達した辺りから、
(そして、ここから『エリアのガイドが無くなる』。)

難易度がガクッと上がる。

それはそれは見事なもので、
その手のエリアをくぐり抜けた猛者にも歯ごたえのある構成が、
道なりに進んでも登場を始めるようになるのはここからだ。
この先は時に無慈悲、時に「これがやりたかっただけだろ」、
実に多彩なエリアの数々が姿を現す事になる。
筆者も最初はいきなりこの手のエリアから始めて為す術もなくやられた。
が、上達したうえで一からじっくり解放を進めて行くと、
一応は上達を確かめながら星系が増えるようになっていたのだな、と言う事が分かった。
拠点の鯨だって、確かに慣れればそうでもないかも知れないが、
強敵である事そのものに変わりは無いし、オリジナルよりも手強い。
それを撃破出来る人に向けた難易度と思えば、理解は出来る。
後は皆様御存知の通り、トンデモエリアのオンパレードである。


※※※※※


こうして見ていくと、
決して物量だけのモードと言うわけではないと言う事も分かる。
確かに3097は多い。とてつもない量だ。
同じ構成がいくつも出てくるのも、人によってはしんどいだろう。
しかし、やってみると意外と出来そうな気分にはなれる。
そう言う段階を踏んだ作りになっていたから、
筆者自身もここまでやり切れているのかも知れない。

来年は、いわゆる「看板」「名物」のエリアではなく、
こうした「ステップアップのためのエリア」にスポットを当てて、
攻略コラムを書いていくのも良いかなと思った。


次回は、今年最後の漁師対談を載せたい。
ちょうど来週はUnlock B始動の週だし、
そう言う辺りに絡む話題を話せたら良いなと、
現時点では考えている。
乞うご期待。


では、また次回。

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