« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

2014年1月

2014年1月31日 (金)

ベクホイ星系70ヶ所 第4夜 by Nishino Tatami

1月が終わる。
暦の上ではもう春が来るらしいが、
まだまだ寒い時はちゃんと寒い。
気の緩みから一番体調を崩しやすいこの季節、
最後まで気を抜かずに攻略していきたい。

さて。
今週は新年一発目となる「ベクホイ星系70ヶ所」である。
Lv6星系になって初めて目にする、
「いきなり最終ボスであるはずのボス絵が見えている」構成。
Unlock Bの名物は、ベクホイ星系にも当然存在するのだ。


※※※※※


ベクホイ星系70ヶ所 第4夜

7番 コメシキ 誌上リプレイ


・前回までのあらすじ
ベクホイ星系に存在する全70エリアを攻略する「ベクホイ星系70ヶ所」。
「54番 マスリプ」を完璧なプレイ(画面:編隊飛行する4機のフォーミュラ)で攻略した我々は、
念願の温泉でゆったりと一泊。
翌日、十分に体力を回復した我々は「52番 アンフンサ」と「61番スコテコ」を一気に攻略し、
再び「本線」へ。

今日の宿泊予定地は「48番 ナバハ」へ向かう「支線」を間近に控えた「7番 コメシキ」。
ここはとある「名物」が売り物ということで早めに宿へ向かったのだが、
そこで待ち受けていたのは「名物」の名に恥じない、
驚くべきものであった…!

という訳でこんばんは、Nishino略してNissaです。
「ベクホイ星系70ヶ所」第4夜となった今回の舞台は「7番 コメシキ」。
あらすじにも書いた通り、
UNLOCK Bの「名物」というべき特殊な編成が登場します。


・どんなエリアか
ベクホイ星系には前回第3夜で取り上げた東側の「支線」の他に、
西側にも「48番 ナバハ」へ向かうもう1つの「支線」があります。
その分岐点が「2番 クスータ」なのですが、
今回の舞台である「7番 コメシキ」はその1つ手前、
マップでいえば1つ北東側にずれた位置になります。

ルールは装備固定で難易度7(10段階評価で)、
ゾーンアイコンは6つ(これは道中・ボス合わせて少なくとも6ゾーンあることを表しています)。
そしてこのゾーンアイコンの序盤2つ(未開放時でも見ることが出来ます)の中に、
ちょっと見慣れないボスの姿が見えますが、
その正体についてはこの後紹介されることとなっています。

一方選べる機体はフォーミュラ(ウェーブ4/ツイン4/アーム7)とレジェンド(レーザー4/マルチ4/アーム6)の2種類。
最早おなじみという人も多いかも知れませんが、
フォーミュラだと射程が短すぎてウェーブの旨味が薄く、
一方レジェンドはアームが若干少なくレーザーの弾切れに気を使う必要があると、
どちらも一長一短です。
この辺りはもう好みで決めてもらうしかないという感じです。


1. X道中
いきなりオリジナルEXのX道中から始まります。
山盛りのブロック、「観覧車」の大群、上下回転砲台、更に高速スクロールと、
知らずに飛び込めばいきなり全滅しかねません。
フォーミュラは射程の短さをいかにバーストで補うか、
レジェンドはレーザーの貫通力をどう使うかが鍵となります。

地味にBGM「ココロ」が長く聴けるというのもポイントの1つです。
前半ステージは短めの道中が設定されることが多いのですが、
X道中は余裕で3分以上あるので、
じっくりと曲を楽しむことが出来ます(攻撃が激しくて聴いている余裕がないというのは置いておくとして)。

そして迎えるボス戦で、
先ほどの「見慣れないアイコン」の正体が明らかになります。


2. ボス:ドレッドフルウィップ
只でさえ登場数の少ない「赤イカ」ことドレッドフルウィップが、
何と1番手で登場するのです。
最初だからといって手加減は一切無し、
高速の屈折レーザーや誘導レーザーが容赦なくアームを削ってきます。
勿論耐久値も手加減無しで、
自爆待ちとまでは行かないものの、長期戦を覚悟しなければなりません。

尚、BGMはフォスル系やライトニング系などでおなじみの「Hinder One」。
荒ぶるブラス演奏が怪しげな攻撃と妙にマッチしていて、
非常に印象的です。


3. F道中
4. ボス:ファントムキャッスル
赤イカを倒して一息つく暇もなく、
アイテムラッシュからの「ハリセンボン兄」ことファントムキャッスルが待ち構えています。
パーツ全破壊後に乱射してくる誘導レーザー、通称「赤そうめん」が非常に手強く、
赤イカでアームや残機を失った時には、大きなプレッシャーとなります。

ここに関していえばフォーミュラの方が移動速度が速いぶん、
赤そうめんを避けやすく有利に戦えます。
「そうめん避け」が苦手な人は、
一度フォーミュラを試してみることをお薦めします。


5. A道中
「赤イカ、ファンキャスと来て、次はどんな恐ろしい敵が待ち構えているのだろう」
と不安になったところで現れるのが、
「光導ルート」でもおなじみのA道中です。
何か仕掛けがあるのかと身構えたくなりますが、
小型機から中ボス、回転砲台とオリジナルと全く同じ構成です。
とはいえ「開始時点で残0アーム0で一発も食らえない」といった状況もあり、
オリジナルとはまた違った緊張感が漂っています。

尚、BGMはクロニクル後半ステージ用曲の1つである「残骸ノ中静カニ思イヲ巡ラセル」。
「上下回転砲台」などのBGMとして有名ですが、
宇宙空間をバックにこの曲というのはなかなか新鮮です。


6. ボス:アイアンフォスル
A道中を抜けて現れるのは、
Aゾーンのボスでおなじみのアイアンフォスル。
キングやナイトなどの亜種ではなく、
原種がそのまま登場します。
当然攻略もそのままで、
普通にカウンターバーストで撃破可能です。

そしてここで流れるBGMが「Hinder Three」。
ラスボスがウィップ系・ニギス系だとこの曲が流れるというのを知っていれば、
これが正真正銘のラスボスであることに気づくでしょう。

更に駄目押しとばかりにリザルト画面に出てくる「FINAL ZONE IS OVER」の表示。
そう、このエリアは「序盤がラスボス級の大物で、後半になるほど敵が弱くなる」という、
通称「逆走エリア」の1つだったのです。


・まとめ
そんな訳で今回は「逆走エリア」のバリエーションの1つ、
「赤イカ逆走」を紹介してみました。
「赤イカ逆走」といえばシアロ星系リサンハが有名ですが、
全アイテム解放かつ初期装備で戦わされるあちらに比べると、
こちらはそこそこ装備も揃っている分、多少はやりやすいでしょう。

「逆走エリア」には他にも最初にバイオレントルーラーが出てくる「グソク逆走」、
ゴールデンルーラーが出てくる「逆走モドキ」があります。
何故「金グソク逆走」ではなく「逆走『モドキ』」なのか、
それに関してはぜひ各自で探して体験してもらいたいところです。

尚、文中でも触れましたが、
「逆走エリア」はBGMの選曲も通常とは異なっています。
通常ではありえない「ミスマッチ」も楽んでもらえればと思います。


・次回予告
「48番 ナバハ」へ向かう支線に入った我々だったが、
ここへ来てバースト機と外伝以外殆ど使っていないことを思い出す。
そんな中我々の目に飛び込んだのは、
路上に並ぶ「ジェネシス」の立て看板の群れであった…!

次回第5夜、宇宙のどこかで、どうでしょう。


※※※※※


いかがだっただろうか。
シアロ星系リサンハがよく話題に出るこの構成だが、
装備固定でも十分しんどい。
地形を貫通出来ない状態でステージの「形」が殺しに来るタイプは、
(例えば『レーザーVS. I道中』のような)
いきなり全滅の危険があり、気が抜けない。
こう言う難しさは、Lv6星系以外にあってはいけないような気もする。


次回は、何もなければ「カウンター」の話でもしてみようと思っている。
一度慣れると呼吸をするように出来る。
しかし、その一回目までが大変な「バーストカウンター」(以下『カウンター』)。
その攻略を、単なるカウンターの「やり方」ではなくその逆、
「失敗のパターン」から攻めてみたい。
全ての「失敗」を網羅出来るかは分からないが、失敗は成功のもと。
それこそ、「カウンター」である。
「ベルサー殺すべし。慈悲は無い」


それでは、また次回。

| コメント (0)

2014年1月19日 (日)

ダラバー部・戦果報告 第6回 by BPN

新年会のシーズンも終わり、
世の中は受験シーズン最終局面である。
一戦必勝、ゲームも常に勝利を目指して攻略していきたい。

さて。
今回は新年最初の「戦果報告」である。
担当してくれるのは、去年を締めくくった巨編が記憶に新しい、
クロニクルマスター・BPN氏。
今度は何やら、クロニクルについて語ってくれるようである。


※※※※※


おはようからこんばんはまで皆様ご機嫌いかがでしょうかBPNです。
以前に3回に渡り自分のダラバー愛、
それとクロニクル解放に対する思いの丈を綴らせて頂きましたが、
今度は旅気分でクロニクルエリア一つ一つのコラムをやってみようかなどと思いついたので、
今後とも寄稿文を投下させて頂こうと存じますです。


題して、
「クロニクルぶらり途中下車の旅」


では早速第1弾。

【ジュクンシ星系サンモ】エリアNo.14
構成:C道中 → MUD WHEEL → D派生・途中反転 → THOUSAND KNIVES
機体:フォーミュラ (レーザー4・マルチ4・アーム4枚) / ネクスト (ウェーブ4・ツイン4・アーム6枚)
ルール:装備固定
難易度:4
元ネタ:新宿区左門町


ダラバーを始めた皆さんの殆どはオリジナルモードから入ると思います。
勿論自分もそうでした。
オリジナルモードは今までのシリーズ同様ゾーンクリア毎に分岐点があり、
赤、青、緑のアイテムを取る事によって自機がパワーアップしていきます。
それまでずっとダライアスシリーズをかじってきたプレイヤーなら特に違和感なくプレイできるでしょう。
オリジナルモードでの戦術に少し慣れてきたところで
「はて、クロニクルモードとは何ぞや?」と思いクロニクルモードに触るという流れが一般的でしょう。

そのクロニクルモードのエリアは総数3097ある訳ですが、
その全ての開幕地点がこのジュクンシ星系サンモというエリアです。
つまりコイン投入後スタートボタンを押し、レバーを一旦右に倒して、
3つの操作ボタンの何れかを何も考えずに連打するとこのエリアがスタートします。
誰でも目をつぶっていても選択する事ができます(笑)。
むしろ慣れてきた後に一定のエリアで捨てゲーしまくってて、
イライラのあまりコインを入れてボタンをペチペチ叩いてるとうっかりスタートしてしまうのもこのエリアです←おい

選べる機体はフォーミュラとネクスト。
最初の最初で主役機のレジェンドが選択肢に入っていません。
オリジナルモードをレジェンドで慣らしてきた方だと「っざけんな、なんだよこらー!」となるかもしれませんが、
ここは今後のクロニクルを戦い抜く為の練習だと思いどちらかの任意の機体を選びましょう。

そして開幕はオリジナルモードのHARDのスタートであるC道中。
初心者はこの時点で面食らうでしょう。
曲もgood bye my earthじゃないので「水雷戦隊、出撃します!(違)」的な高揚感もありません。

オリジナルモード……いや、今までのダライアスを知ってれば尚更だと思いますが、
敵を幾ら倒してもパワーアップアイテムが出ない事に激しい違和感と不安が襲いかかるでしょう。
そういえば自機も開幕時からアーム纏ってるし何じゃこりゃ?

これは装備固定というルールで、自機は初期のステータスのままで戦い抜く事になります。
その代わり死んでも自機はパワーダウンせず、
アームが初期にある場合は初期状態のアームを纏って復活してくれるので立て直しは利きます。

最初のボスはMUD WHEEL。
カウンターとか撃てなくても設置張ってショットでペロペロ舐め回してればあっさりお陀仏。
初心者にもやさしいボスで一安心といったところでしょうか。

しかしボスを倒しても分岐はありません。
往年のダライアスプレイヤーが一番違和感を感じるのはここではないでしょうか。
そう、クロニクルエリアは全て決められた構成の一本道なのです。
もう次回の寄稿からはこんな初歩的な説明はしないですよ。いいですね?

お次の道中は一見Dゾーンに似てて実は全然違う派生ステージ。
前衛でハンペンが出てきた後、
中盤の岩場で漢字の「中」みたいな形をしたザコが上やら下やらで一旦溜まって、
そこから縦方向に高速移動する場面と続きます。
ここで絶妙にいやらしい位置に現れるウニ野郎が実にウザいです。
岩場を抜けて大きく弧を描く三角野郎編隊の後からが初見キラー。
ハンペンとバースト砲台が後ろから出てきます。
そしてその後ボス登場までずっと敵は後ろから襲い続けます!
シューティングの敵は常に前からやってくるという固定概念に捉われてると、
「おうおう!聞いてねーよ!!」と言わんばかりに何もできずにボコボコにされます。
ここでクロニクルの洗礼を浴び力尽きてコインを追加した駆け出し漁師の方も多かったことでしょう。

※新種のザコの名前は特に正確に覚える気もないので、
自分のインスピレーションで語ってますが気にしないでくださいw

最後の魚群を薙ぎ払えばこのエリアの大ボスTHOUSAND KNIVESの御成りです。
時折放ってくるびっくりビームに気を付けてればおっかなかない(→怖くはない)です。
ジュクンシはクロニクル星系唯一のレベル0星系なのでボスはやっこいです。
レーザー装備がデフォルトのフォーミュラを連れて来れば短期決戦も可能でしょう。

カサゴをちゃっちゃと裁けば記念すべきクロニクルの第一歩がそこに記されます。


―― 広大にして魅惑的なクロニクルの世界へようこそ!! ――


そんな訳で今後もできるだけ皆さんが普段意識していないようなマイナーなエリアをピックアップして、
思いの丈を綴ろうと思います(メジャーなのも時々やりますが)。

それでは次回をお楽しみに。


※※※※※


いかがだっただろうか。
確かにZONE Aの紹介などは結構されていたし、
筆者こと部長も過去のイベントで頒布した小冊子でこのエリアを紹介はしたものの、
あくまでそれはイベント参加者のみに向けてであった。
今回は突発故に画像を用意出来なかったので文章のみの掲載だが、
いずれは画像なり動画なりを交えてこう言うエリア紹介をやっていくのも良いかも知れない。

次回は……またも内容は未定である。
が、だんだん部員が「寄稿」と言うものをやる気になりつつある。
そう言うのに任せるのも、ある意味部活動らしくて良いかも知れない。


それでは、また次回。

| コメント (0)

2014年1月10日 (金)

ダラバー部・DBAC四方山 第6回 by森羅 a.k.a. R.A.I.N.

新年、明けましておめでとうございます。
ダライアス30周年となる2017年まで、あと3年。
今後とも、ミカドダラバー部をよろしくお願いします。


※※※※※


と言うわけで。
2014年はのっけから四方山である。
と言うのも、「活動方針」の話は攻略とはまた違った話だからだ。

今年のミカドダラバー部は「出たとこ勝負」をテーマに、
今までダラバーを楽しむうえでマイナスと考えられていたところに斬り込んで行く。


・初見殺しに備えろ!
これまでの部活動自体を根底からひっくり返すような話だが、
このゲームはとにかく初心者に優しくない。
内容がぎっしり過ぎるインストカードでまず気が滅入るし、
アームがあろうがどのみち出たとこ勝負だから最初はほぼ死ぬし、
オリジナルもアイテムの取り方が分からなくて死ぬし、
前兆があろうがカウンターが出来なければバーストには押し潰されて死ぬし、
そもそも避け方が分からない弾を何の迷いもなく撃たれて死ぬし、
クロニクルでは見た事もない道中がいきなり出て来て死ぬし、
オリジナルで慣れたと油断していたら亜種ボスが全然違う攻撃をして来て死ぬし、
列挙していけばキリが無いが、とにかくこんなゲームなのだ。
難しい道中がどうの、ボスがどうのと、一つ一つの攻略をバラバラにしていったのでは、
とてもじゃないがそれが一度に迫ってきた時、「攻略」と言う一本の線につながらない。
そこで、今年のダラバー部では、
全体を通して「初見殺しから身を守る」線で攻略を進めて行く。
前述した理由で「何故死ぬのか」と言うところの理解がある程度深まれば、
「どっこい生きてるじゃん」くらいのノリで最終ボスまでは行けるようになれるのではと考えている。

・みんなでダライアス!
「い○き」ではない。(笑)
このゲーム、多人数プレイ自体はとても楽しいのだが、
それを予期しないタイミングで強制される個所が少なくない数存在し、
それで折れそうになっている人も、折れてしまった人もいると思う。
この状況下でただ多人数プレイの楽しさを紹介したところで、
そもそも人数が揃わなければどうにもならないし、
かと言って皆揃って死にまくるままでも楽しい以上に疲れてしまう。
そこで、今年のダラバー部では、
「いかにして全員が生き残るか」と言う点にスポットを当てて、
多人数プレイ時の連携に的を絞った攻略を進めて行く。
最終的には「これでDUAL SPINも怖くない!」と言えるようになりたい。

・突撃!課外活動!
せっかく部活と言う体を成しているのだから、遠征も「部活動として」行いたい。
……半分くらい部長の欲望でもあるのだが、
「援護したいけど物理的に遠すぎる店舗には行きづらい」と言うのは、
稼働3年経過した現時点においてもある意味深刻な問題である。
そこで、今年のダラバー部では、
年内に何回か部員有志による遠征をしたいと考えている。
ちょっとした電車で間に合う距離から場合によっては飛行機まで、交通手段は問わないつもりだ。
目指せ!全国行脚!(観光旅行にもなるし……)


※※※※※


まずはあと3年。
クロニクルを400%やった程度で遊び尽くしてなどいるはずもなく、
まだまだやりたい事は山ほどある。
今年も、ブログともども精力的に活動をしていきたい。

次回は……内容は未定である。
もう一回くらい四方山をやっても良いかも知れない。
直近の目標は400%。
頑張って攻略していこう。


では、また来週。

| コメント (0)

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »