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2014年3月

2014年3月30日 (日)

ベクホイ星系70ヶ所 第6夜 by Nishino Tatami

春はもうすぐそこである。
昨日街中を歩いていたら、
早咲き気味の桜が大分良い頃合いになっていた。
ちらほらだが、花見を楽しんでいる人もいた。
季節の移り変わりを感じる。

さて、今回は「ベクホイ星系70ヶ所」である。
各所でベルサーをスレイしつつ、
じわりじわりと目的地「チハイ」に迫る一行。
次なる戦地は、果たして……?


※※※※※


ベクホイ星系70ヶ所 第6夜

3番 コスイカ 誌上リプレイ


・前回までのあらすじ
ベクホイ星系に存在する全70エリアを攻略する「ベクホイ星系70ヶ所」。
「48番 ナバハ」で念願のオリジン捕鯨を成功させた
(画面:スコア末尾が9のリザルト表示)我々シルバーホーク隊は、
最終目的地である「22番 チハイ」を目指すべく再び「本線」へ。
バースト4機体に伝説の3機体を習得したことで、
「これで『全7機体』を完全にマスターした」と意気揚々とチハイへと向かう我々であったが、
そこに現れたのは「ある筈のない」8機体目であったのだ……!


という訳で勝手に1機無かったことにしてしまったことをお詫びします。
Nishino略してNishiです。

ダライアスバーストACには過去の作品をイメージした所謂「非バースト機」が、
合計「4機」(3機ではありません)登場します。
1つが第2夜「38番 ルティアン」に登場した「外伝」。
2つ目が前回第5夜「50番 プートスランルポ」で取り上げた「ジェネシス」。
3つ目があらすじにも挙がった「48番 ナバハ」で「大活躍」の「オリジン」。
そして残る4つ目が先ほど「無かったこと」にされてしまった「8機体目」で、
今回の舞台「3番 コスイカ」の主役となる「セカンド」となります。

セカンドといえば何といってもフルパワー時の圧倒的な制圧力。
全方位に発射されるレーザーが周囲の敵を尽く殲滅し、
ボス戦では密着時の桁外れな火力で瞬殺を決めるという豪快さは、
他の機体にはない持ち味です。

反面フルパワーになるまでは貫通装備の乏しさやミサイル弾以外への防御力の低さから、
道中の物量攻撃に悩まされることもしばしば。
ボス戦でも子ピラニア山盛りのブルートグラトンズや、
弾幕・耐久力ともに強烈な鯨系は特に厄介な存在といえます。

果たして今回の舞台であるコスイカでは、
どの様な戦いが待ち受けているのでしょうか。


・どんなエリアか
ベクホイ星系の西側にある分岐点「2番 クスータ」から、
最終エリア「22番 チハイ」へと向かう「本線」に入ってすぐのエリアがコスイカです。

ルールは攻撃力上昇で難易度8(10段階評価で)、
ゾーンアイコンは5つ。
そして機体はセカンド(ミサイル0/ツイン4/アーム4)とネクスト(ミサイル0/ツイン4/アーム4)の2種類となっています。

ポイントは「セカンドで攻撃力上昇」という点。
アイテムが赤しか出ないので火力の底上げはしやすいとはいえますが、
逆にいえばアイテムを取れなければ自機は強化されないということ。
特にこのエリアはミサイル0(最弱装備)でスタートするため、
序盤のアイテムの取りこぼしが増えることが予想されます。
「あそこで赤アイテムが出ていれば…」と嘆く展開も多いでしょう。

他の装備を見てみるとボムはどちらもツイン。
セカンドのツインもといダブルボムは右下・左下方向の発射され上方向には撃てないため、
その分上方向からの攻撃が辛くなったり、
張り付きの際の火力が若干落ちたりといった問題が生じます。
またアームも4枚しかないため、
序盤の無駄な被弾が後々まで響くことになります。
いかに被弾を抑えつつパワーアップ出来るかが勝負どころです。


1. D道中
オリジナルモードの一番上のルート、
通称「光導ルート」の2面としても有名な道中です。
オリジナルでも初心者にとっての最初の壁という感じで、
気を抜くと一気にアームと残機を削られます。
ましてショット最弱アーム4枚スタートのこのエリアでは、
より慎重に立ちまわる必要があります。

さて冒頭のルール解説で勘の良い人は、
ある一文から違和感を感じ取ったかも知れません。

「あそこで赤アイテムが『出て』いれば…」

何故「赤アイテムを『獲れて』いれば…」でないのか。
それはこのエリアでは敵や地形が出すアイテムが赤とは限らない
(銀(点数アイテム)が出る場合がある)からです。

ここでちょっとした豆知識を。
攻撃力上昇や防御力上昇などの、
「特定のパワーアップアイテム」のみが出るエリアは、
アイテムの「出現率」というのが個別に設定されています。
あるエリアでは全部パワーアップが出ることが保証されているけれど、
別のエリアでは出現率が絞られていて銀が多めに出るといった感じです。
今回のコスイカの場合は後者ということになります。

これによって何が起こるかというと、
道中を抜けてボス戦に入った時点で装備に大きなばらつきが出ることになります。
運が良ければこの時点でフルパワーになれますが、
引きが悪いとウェーブ0(上下にしか緑色の貫通ビームが出ない)止まりだったり、
酷い時にはレーザーにすらならない(白玉型の大型ビームが撃てない)ことすらあります。
こればかりは引きの良さを祈るしかありません。


2. ボス:エンシェントバラージ
オリジナルEゾーンのボスであり、
「初心者キラー」としても有名な「緑カメ」が最初のボスです。
レーザー弾+屈折レーザーのコンボをしっかりやり過ごせるかが鍵となります。

装備の状況によって難易度がかなり変わり、
フルパワーでない場合は破壊可能な誘導ミサイル、
通称「アンカー」が邪魔をして張り付きづらくなるという事態がしばしば発生します。
勿論火力面の影響も大きく、
レーザーまで上がらなかった時は長期戦を覚悟しなければなりません。
この時点で既に「運ゲー」なのですが、
ここで「ハズレ」を引かされた人はここから先更なる惨劇に見舞われることになります。
何故なら……、


3. G道中亜種(デブリマフラー)
……次に待ち構えているのが悪名高いG道中亜種、
通称「デブリマフラー」だからです。
フルパワーならば緑ビームのお陰でデブリも小型機も一掃できるのですが、
そうでない場合は非常に苦戦を強いられます。
特に「デブリマフラー」の由来となった、
序盤の「上下からデブリ+レーザー弾編隊+ヘビーマフラー」の連携は、
下手をすればそこだけで全滅しうる危険があります。

装備がレーザー以下(緑ビームが撃てない)の場合は更に酷く、
デブリが捌き切れないためにアイテムを取れないという事態が更に多発します。
只でさえ「出現率」のお陰で赤が出る保証が無いのに、
「漸くアイテムが出たと思ったら銀だった」というのが続くと流石に心が折れることでしょう。

そもそもここで緑ビームが出ない時点でクリアが非常に困難なので、
無理だと思ったら捨てゲーしてやり直すのも一つの手です。


4. ボス:ディザスタージョー
5. ボス:ゴールデンルーラー

そんな感じで苦労して(あるいは余裕で)「デブリマフラー」を抜けると、
ボス2連戦が待ち構えています。
ここでも装備の差が大きく明暗を分け、
特にゴールデンルーラーはフルパワーなら2回めのバースト砲前には倒せるのに、
レーザー以下だと倒しきれないということが大半です。

幸いセカンドはミサイル属性の弾が標準装備されているので、
ゴールデンルーラーの吐くミサイル弾には若干の耐性があります。
それを活かして粘り強く戦えば、
活路が見えることもあるでしょう。


・まとめ
そんな訳でアイテムの「出現率」のお陰で、
激しく運ゲーを強制させられるというエリアでした。
自分も実際余りにもアイテムを引けずに、
道中を抜けた時点でレーザー4までしか上がらず(貫通レーザーが出るウェーブ0に1個届かなかった)、
結局ゴールデンルーラーで全滅したということもあります。

とはいえセカンドで中途半端な装備でデブリマフラーを戦わなければならないという編成は、
「52番 アンフンサ」をはじめ少なからず存在するので、
非バースト機での地力向上の為に、
こういったエリアに敢えて挑んでみるのも良いかも知れません。

尚「裏」であるネクストならば、
設置バーストのお陰で赤の引きに関係なく比較的安定してクリアが可能です。
「取り敢えずネクストで手取り早く解放して、セカンドでのクリアは後回し」
というのも作戦の一つです。
店の解放状況に応じて臨機応変に対応していきましょう。


・次回予告

「おいっ…何だよあれ…!」

ベクホイ星系の攻略も終盤を迎え、

「何か…近づいてくるよ…」

緊張も解れた感のあった我々シルバーホーク隊。

「音がする…風の音じゃない…」

だが最終目的地である「22番 チハイ」を目前にして、

「振り向くんじゃない!兎に角走れ!」

遂に我々は恐るべき「霊現象」を目の当たりにするのである…!

(SE:衝撃音)

次回第7夜…。
決して、一人では読まないで下さい…。

「…ああっ!窓に!窓に!」

※※※※※


いかがだっただろうか。
実はここ、筆者のお気に入りの構成の一つでもある。
一時期「デブリマフラー」に凝っていて、
他でもないこのエリアを練習台に使っていた。
最近になってもやると結構ボロボロだが、
今でも見つけると積極的に挑みたくなる。
なお、このエリアの赤の出現率はほどほど。
亀撃破時点で「ウェーブレベル0」前後になる場合がちょっと多いように感じられる。

次回はせっかく話題に上ったので、
その「デブリマフラー」の道中攻略をしてみようと思う。
画像や映像の類は用意出来ないかも知れないが、
詰まっている人の助けになれるように特に努めて書くつもりだ。


それでは、また次回。

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2014年3月21日 (金)

ダラバー部活動コラム「それでも鯨を倒したい」 EX_2 by森羅 a.k.a. R.A.I.N.

春一番が吹いた。
季節的にはもう春休みも間近だ。
400%への道がスタートしてから、
そろそろ11ヶ月が経つだろうか。


今回は、前回に関連して

「カサゴを楽に倒すテクニック」

を一部紹介しようと思う。
全身から展開されるビットのフォーメーションや、
それを破壊し終わった後の「光の翼(ヒレか?)」はカッコいいのだが、
いかんせん普段(オリジナルモード)の扱いや、
何より「突破しにくい道中を伴って登場する頻度の高さ」が、
このボスのいやらしさを高めているように見える。

Dbac77_07
↑外伝なら、ボンバーを連発すれば比較的楽だが……

と言っても、いわゆる「不動殺」のアレではない。
「一部」と前置きしたのはそう言う事で、
今回は恐らく一番カサゴ戦が大変であり、
なおかつ「クロニクルモードで一番困るであろう組み合わせ」、
すなわち「フォーミュラ vs. サウザンドエッジ」を例に取る。
(以降、サウザンドエッジは『エッジ』と呼称する。)

Dbac_boss18
↑一応、不動殺(機体はネクストだが)も画像では紹介しておく。
 こう言う時、無駄弾の出にくいネクストは強い。


・前へ出よう
まず前提からしてアレだが、
フォーミュラは上の画像のような事を安直にやるとゲージが切れる。
当たり前だが、ショットがカサゴに届いていなければ、
ゲージ消費に回復が追いつかないからだ。
しかも、エッジの場合は弾がある程度こちらを追尾する分、
着弾も遅いし弾数も他の二種に比べると少ない。
慎重なバーストの使用が求められる事になるわけだが……

Dbac77_21

ならバーストが届く距離で楽をしてやろうじゃないか!
と、言うわけで思いっきり接近してしまおう。
画像では設置バーストを下から置いているが、別に上からでも大丈夫だ。
なんとフォーミュラのウェーブは、この隙間を抜ける。
こちらだけ一方的にダメージを与えられるのだ。


・逆に考えるんだ
フォーミュラで一番対処に困るであろう、背びれのビームソード。
紫の追尾レーザーを避けるのに徹すればダメージが入らず、
かと言ってここでちゃんと撃ち込んでおかないと次のバーストで仕留め切れない。

Dbac77_21_2

間合いを維持すると言うのは、こう言う事だ!
と、言わんばかり背後に回ってみる。
こうすると、追尾レーザーは曲がり切れず、ビームソードも届かず、
またもこちらだけ一方的に撃ち込み放題だ。
画像ではビームソードを誘導してバーストゲージを補填しているが、
ここまでしなくても大抵の場合は倒せてしまう。

なお、裏に回り込む際は最下段を抜けるといい。
見た目以上に隙間が広く、アンカーミサイルくらいしか攻撃が来ない。
相手の攻撃は自機狙い、動き続けていればそうそう当たらない。
勇気を出して、一気に通ってしまえ!


Dbac_boss16
Dbac_boss17

敵の攻撃を「避ける」のではなく、
「自分の脇を通り過ぎてもらう」ように動く。
ダラバーのボス戦の基本的な攻略法だが、
実践してみようとすると意外と難しい。
ポイントとして二つ挙げてはみたが、
これらをテクニックとして活用するためには繰り返し遊ぶ事が不可欠だ。
この攻略記事がその助けになれば、幸いである。


次回は「ベクホイ星系70ヶ所」をお送りする予定である。
え?最終回間近だって!?
……備えよう。


それでは、また次回。

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2014年3月17日 (月)

ダラバー部・戦果報告 第9回 by BPN

「芸人殺すに刃物は要らぬ」、と言う。
人によっては土方だったり大工だったりもするが、
確かにいくら準備をしても、どうにもならない事情でやられてしまう事はある。

何故こんな話から始めるのかと言うと、
先月「ゲーセンに行く手段を失う」ほどの雪が降ったからだ。
今回の「途中下車の旅」のBPN氏も、
そんな雪を乗り越えての寄稿である。
しかも、今回は直撮りの画像付きときている。
力作に期待しよう。


※※※※※


おはようからこんばんはまで皆様ご機嫌いかがでしょうかBPNです。
2月の大雪では仕事でケチョンケチョンにされ、
漁に出ようにも出れず人生で5本指に入るくらいひどい目に遭いました。
そんなキ○ガイ雪もようやく融け切ったところで、
その鬱憤を晴らすべくクロニクル途中下車の旅運転再開です。


349
エリアNo11【ヨッパロー星系テネア】
構成:海底都市[緑]・下側回転砲台 >
    THOUSAND EDGE >
    宇宙要塞[紫]・並列ハンペン >
    DARK HELIOS
機体:フォーミュラ (ウェーブ4・ツイン4・アーム5枚)
    レジェンド (レーザー4・マルチ4・アーム4枚)
ルール:装備固定
難易度:9
元ネタ:ギリシャ共和国首都アテネ
同じ構成のエリア:マリネ星系エノマ、ミトナ星系コマル、べナイン星系ジラブルなど


クロニクル攻略を進めていると何故か最後までポツンと残るエリア構成がよくあります。
自分のコラムでは主にそんなエリアを進んでピックアップしていこうと思ってます。
(たまにはメジャー所を出すかもしれません)

自分個人の主観によるクロニクラーに人気のある構成やルール。
1位……初代、Ⅱ、外伝、GのBGMが聴けるエリア
2位……鯨のいるエリア
3位……防御力上昇
4位……全アイテム解放
5位……構成のバランスがそれなりにいいエリア

一方で人気のない構成やルール。
1位……ボス5連戦(最後が鯨じゃないやつ)
2位……難易度簡単で道中のみがやたらと連続する構成
3位……ボス3連戦(最後が鯨じゃないやつ)・ボス2連戦
4位……1クレ限定・ノーミス限定
5位……4面構成で2枚目にカサゴかピラニアが見えてるエリア

ということでその5位に当てはまる(であろう)このエリアを紹介しましょう。
“ヨッパロー星系テネア”
アテネといえば、オリンピックだったり、
ギリシャ神話だったり、比較的プラスなイメージのある都市ではないかと思われますが、
ダラバーに関して言うとクロニクル大好きマンのオレでもこのエリアは正直キツいです。
ラストがダークヘリオス……いや、サイバリオンというだけでしんどいのです。
サイバリオンの強さはステージ紹介の方に譲るとして、
機体とルールは違えど難しいエリアである事に変わりはありません。
これらの星系はUnlockBなので通常の拠点突破コースには配置されていませんが、
どこの漁場でもこのアイコンを避けて通ってる気がします。
中でもこのテネアはあのヨッパロー星系イスラアンドに最短で到達する上で必ず通らなければならず、
自分自身何度も挑んでる訳ですが今までノーミスでクリアできたのはたった1度しかありません。


332
ではその中身について触れましょう。
まず海底都市(背景緑)の道中からスタート。
「Good-bye my earth」の静かなオルゴールイントロを聴きつつと気分は高揚します。
そのイントロが終わると天井の地形が見えてくると同時に、
下から横向き回転砲台がせり上がってきて一斉射撃を繰り出してきます!!
天井の地形の凹部分にソーメン砲台が配置されているという激烈ないやらしさで、
ベルサーは我が銀鷹隊をもてなしてくれます。

333
装備固定なのでパワーアップは一切なし。
フォーミュラはウェーブ装備ですが接近して撃たねばならず、
レジェンドはレーザーなのでまるっきり話になりません。
そしてどちらの機体もアームの少なさが心許ない。
もう「Good-bye my earth」に聴き入るどころではありません。
回転砲台が下に消えるとまた凹凸天井地形がソーメン砲台を有して現れます。
レーザーレジェンドを選んだ場合は設置バーストでなんとかやり過ごしましょう。
ここさえ抜ければあとは魚群だけなのでそんなに難しくありません。


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ボスはTHOUSAND EDGE。
本来ラスボスである筈の艦種が中間エリアのボスに来ている構成は、
UnlockBから実装されている構成です。
レーザーレジェンドなら不動殺で安全に倒せますが、
道中でアームが2枚以上被弾しているとこの先不安です。
フォーミュラの場合はゲージ管理に注意しつつうまく倒しましょう。
ところでダラバーのカサゴってビジュアル的に嫌われている気がしますがオレは割と好きです。
くるくる回ったり口をパクパクさせたりしてなんかかわいいです。


339
次の道中は要塞ステージ。
前半は前後から迫るハンペンの御一行が鬱陶しいです。
倒しても殆どバーストゲージを回収できないので隅々まで面倒くさいです。
でもこの敵、なんでハンペンって呼ばれてるんでしょうか。
たまにはちゃんと「ムッサオー」って呼んであげて!

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ステージ中盤も入り組んだ地形にソーメン砲台がいたり、
それを邪魔するかのごとく緑ラワガスが配置されてたりと、
ベルサーもそう易々と我が軍の侵攻を赦してくれません。

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後半、要塞を抜けるとバースト砲台が現れます。
バーストは1回しか撃ってくれないのでここでのカウンターミスは痛恨です。
カウンターを取ってしまえばあとはボスまでそのまま突っ走るのみです。


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そして待ち構えるボスはDARK HELIOS。
紫色したしゃくれ顔の“ケース”は特に問題ありませんが厄介なのはその中身。

348
本体にショットを撃ち込んでもバーストゲージが全く回復しない、
追尾系の攻撃がミサイルもレーザーも一々しつこい、
バーストの振り方が一定じゃないのでカウンターが非常に取り辛い、

しかもカウンターでは殆ど止めにならないなど枚挙に暇がありません。
上手くここまで無被弾で辿り着けたとしてもサイバリオンで一気にアームを持っていかれ、
ばら撒き誘導ミサイルを捌き切れなくて敢え無くお陀仏…なんて事もザラにあります。
ましてやレジェンドはレーザーでしかもアーム4枚なので連射力と防御力に大きな不安があります。
どうあがいてもごまかしがきかない対戦カード、腕の見せ所ですね。
そんなエリアを攻略するのも、クロニクルの醍醐味です。


構成的にはボス含め4面と言う短さの割に、
密度が非常に高い点が強い印象を与えるエリアです。
見えているカサゴで何となく敬遠されているのかなとも思いますが、
どうせ100%には避けて通れない道、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

次回もそんな「何となく残っている」エリアを紹介する予定です。


※※※※※


いかがだっただろうか。
確かにカサゴは倒しにくい。
避けにくいし、(直前の道中込みで)ゲージ管理は辛いし。
いつぞやのイベントで配布した冊子に書いた攻略法は、
そのわずらわしさをどうにか出来ないものかと考え始めたのが発端であったりする。

次回は、せっかくなのでその「楽に倒すテクニック」をいくつか書いていこうと思う。
稼ぎに向かう場合は楽をしているわけにもいかないのだが、
そのためにはまず「こうすれば必ず倒せる」と言う「基準」の戦い方が必要になる。
それを組み立てる助けになればと思う。


それでは、また次回。

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2014年3月 7日 (金)

ダラバー部・戦果報告 第8回 by 斑鳩

春先だと言うのに、とても寒い。
にわか雨ならぬにわか雪さえ降っていると言う。
こう言う時は、風邪を引かないようにするのが第一だろうか。
いずれにせよ、三寒四温。
この寒さがいつまでも続かない事を祈ろう。

さて。
今日の戦果報告は、
久々の「鯨系女子」斑鳩の登場である。
「鯨について」とお題を出しつつ、
他には何も指示を出さずにおいたが、
果たしてどんな内容になったか。
備えよう。


◆◆◆◆◆鯨◆◆◆◆◆


どうも、お久しぶりです。
以前も登場いたしましたが初めましての方は初めまして。
斑鳩でございます。

今回も部長より寄稿のお話を頂きまして、
キーボードを叩いております。
「鯨について」とテーマを頂いたので、
グレートシングについてお話したいと思います。

……実は「ミカドのブログに寄稿するわけだから、真面目なこと書かなきゃ」とか、
すごく考えたんです。一度書きましたが自分らしくなかったので!
「斑鳩がどうしてグレートシングに出会い、そして惚れたのか」お話したいと思います。

あれは遡ることどれぐらいでしょうか。
後一週間ぐらいでEX稼働だよ!とかいう初夏の日のこと。
知人に連れられ初めてミカドを訪れ、
あの大きな筐体に驚いたのはずっと前のことです。
「このゲーム遊んだこと無い」と言うと、
「残機無限でどっかやってみましょう」とのこと。
(そういえば部長と会ったのはこの時が初めてでしたね)
「光導でもいいけど・・・」とか「いや、いきなりそれは・・・」とか色々相談がなされた結果、

「斑鳩さん、おすすめのルートが有ります!」

といって連れて行かれたのがCGLです。そう、表捕鯨です。
設置バーストと言われても分からない、
そもそもシルバーホークというこの戦闘機は何者なんだ、と。
ダライアスのダの字ぐらいしか知らなかった私は非常に緊張してプレイしてました。
皆がダラバーって言ってる揺れる筐体のゲーム、
皆はグレートシングという鯨がどうのこうのって言ってる、
みたいな認識しか本当になかったんです(下調べぐらいすればよかったのに)。
某「死ぬがよい」的弾幕に浸かりに浸かりきってた私にとって、
あの大きなボスは新鮮というより「何だこれ?!」状態だったわけです。

そして画面に現れた「GREAT THING」の文字を見て、
「グレートシングって聞いたことあります!」と
一緒にプレイしてくれた先輩漁師さんに言ったところ、
「あれが皆の言ってる、鯨です!」と一言。

そこには、あのぶち抜き大画面にも収まりきらないグレートシングがいたのです。

どっかの「必ず死なす!」的弾幕しか知らなかった私にとって、
STGのボスというものは「すごく小さくて画面いっぱいに弾幕を吐き出す存在」というのがイメージでした。
でもグレートシングは、画面いっぱいに入りきらない大きな身体で悠々と現れたのです。
いくら撃ち込んでもやられない、ずっとこのまま倒せなかったらどうしよう、
でも、ずっとこのままでいられたらどんなに幸せなことだろう・・・と思い、
残機無限なのを良い事に、何度も何度も挑んではやられを繰り返しました。
無事クリアした時残ったのは、やっと倒せたという安堵感と終わってしまった寂しさと、
「できる事ならもう一度会いたい」という、一目惚れした女の子の気持ちでした。

部長に「どうだった?」と感想を聞かれ、
「すっごくおっきくて!すっごく強くて!すっごくかっこよくて……
出来るなら今度は100円だけで、もう一度会いに行きたい……」と、
初恋は一目惚れです的な女子中学生のノリで答えたのをはっきり覚えてます。
子供のようですがホントこんな感じでしたw

それから大体4ヶ月後、悔しさのあまり目を腫らす程の「カンナンシンク」の末、
本当に100円だけで外伝シルバーホークで捕鯨を達成したのは、また別の話です。

ミカドの七夕の短冊に「ダラバーのグレートシングのお嫁さんになりたい」と書いたんですが、
実際嫁になれたかはどうだかって感じです(そもそもそういう概念ベルサーにはあるんでしょうか)。
しかし、自分の旦那をフルボッコにする嫁は新感覚だと思います。

これからも私はグレートシングにいい感じにこだわっていくと思います。
みなさんにも「こいつだけは譲れない!」ってボスがいるだけで、
きっと幸せになれるんじゃないかな!とか思ったりします。
黒だー紫だーと世間は言いますが、たまには普通の鯨も愛して下さい。

では、斑鳩でした。


◆◆◆◆◆鯨◆◆◆◆◆


いかがだっただろうか。
確かに、弾が多い事イコール強いみたいなイメージがあった時期に、
鯨の「弾数は決して多くないが、しかし確実に殺しに来る」攻撃は、
「これだけしか弾が出ていないのに何でこんなに避けられないんだ」と、
鮮烈な印象を受けた。今でもそれは忘れられない。
その後で遭遇する「紫のアイツ」などの事は、また別の機会に。

次回はBPN氏の「途中下車の旅」をお送りする予定である。
悲喜こもごも、クロニクルは解放に挑戦する段階では「構成が完全には分からない」だけに、
様々なドラマがあるものだが、果たして今回は……?
乞うご期待。


では、また次回。

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