ミカドさんの雷電シリーズには
シンクロ30連射の連射装置が実装されています。
これだけあれば基本的に普通に遊ぶぶんにはOKなんですが、
人によって、初代で処理落ち時に15連射があると嬉しいとか、
雷電IIの3面や7面でプラズマレーザーを使用するために
15連射やそれ以下の連射装置が欲しいなんて場合もあったりします。
一応、ミカドさんの雷電IIにはその辺の遅めの装置も実装されています。
また、マニアックな所では、
雷電DXにはボスを倒す時間が短いと
点数が高いというシステムがある関係で
ボスと重なった瞬間にショットボタン入力が
「ON」か「OFF」かで、倒す時間が変わるらしく
30連射を裏、表二つ欲しい!なんていう意見も聞いたことがあります。
※なお、IIIとIVはソフト連射が最初から組み込まれています。
一応、雷電シリーズは手連射を想定してゲームの開発、
調整がなされているらしいです。
90年代前半くらいまでは
「連射装置は邪道!! 手連射してこそ面白い!!」
という価値観も結構残っていましたし、
今ほど連射装置を作れるお店も少なかったのも事実ですので
この話は多分事実だと思われます。
しかし、94年末のバーチャファイター2の出荷に合わせて
飛躍的にゲームセンターに出回った、セガの
アストロ筐体標準装備のボタンは、
ストロークが深く、非常に手連射(こすり含む)しにくい
(でっぱってるんです)設計がなされており、以降
手連派は少数になってしまった傾向が強く、
また、この辺りの時代は一部のお店以外では
ブラックボックス的扱いだったシンクロ連射装置の回路図が
出回り始めたこともあり多くの店舗で
連射装置実装が一般化した印象があります。
かくいう私も90年代前半までは手連派だったのですが、
あまりにも手連がやりにくい筐体が多くなってしまい、
連射装置派にすっぱり鞍替えをしました(笑)
「昔の筐体はそんなに連射しやすかったの?」
と思った若い世代の業務用ゲームファンの皆さんには
そこらじゅうのアミューズメントスペースにおいてある
スィートランド(ナムコ)というプライズマシンのボタンを
是非とも連射(こすって)みてください。
いまだにスィートランド筐体のボタンは
当時のナムコ筐体のボタンが使用されているので、
比較していただければ当時の感覚が掴めると思います(笑)
と、まぁ、前述の理由諸々により、
アストロ以降の筐体で手連は正直きついです。
ゲームの攻略をする以前に、いかにボタンを
効率よく手連射orこするか?という
別次元の攻略が必要になってきます。
(ヘタするともうオッサンなので手連するとなると
日々の体力作りから始めなきゃならない可能性も・・・w)
なので、雷電部的には雷電シリーズ攻略に
連射装置は必須と考えます。
今後記載する情報などは連射装置実装前提で
確認してもらえれば、と思います。
んじゃ、また!